給与計算と人事業務の改善

60名の従業員を抱える工場のクライアントが、包括的な人事サポートを必要としていました。

問題点

工場拡張に伴う時間給従業員の大幅な増加に対して、労働時間管理を慎重に開始することが不可欠な状態でした。また、将来的な従業員数の増加にも備える必要がありました。

解決策

お客様と相談しながら、人事業務のリエンジニアリングに着手しました。計画は以下のようなものでした。

  • 時間給のNon-Exempt社員、Exempt社員、海外駐在員、パートタイム社員の給与計算処理
  • 時間と労働管理 (TLM)
  • タイムシート計算自動化
  • 顔認識システムによるタイムトラッキング
  • 有給休暇(PTO)管理
  • オンラインPTO申請・福利厚生管理システム
  • 人事情報システム(HRIS)
  • 社員データベースの構築
  • オンボーディングとオフボーディングの手順作成
    (新規採用人材の受け入れから定着・戦力化と退職・離職までの一連の流れ手順の作成)
  • 福利厚生・従業員の業績管理
  • ACAコンプライアンスへの対応
成果

お客様と密接に協力することで、以下のような利益を永続的に提供することを可能にしました。
• すべての従業員データの一元管理・アクセス
• 誤データ、重複したデータ入力、データの不整合、コンプライアンス違反のリスクの排除
• コスト削減とオフィススペースの拡大を実現する電子データストレージソリューション
• 人事管理およびコンプライアンスプロセスを合理化し、お客様が細かい業務処理よりも人材に集中できるようにします。

関連するケーススタディ

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